おはようございます。
相変わらず
ガラガラ声に苦労しています。
さて、
不動産の売買に際しては
売主さんは、「少しでも高く売りたい」、
買主さんは「少しでも安く買いたい」
という心理が一般的にあります。
しかし
これまで
たくさんの取引きを
お手伝いさせて頂いた中では
それはあくまでも一般的な話であって
売主さん・買主さんには
それとはまた別の心理が働く
と言うことを
強く感じています。
例えば
不動産を投資目的で
購入した人は
それを売却するときは
やはり少しでも高く売りたいでしょう。
しかし
長らく住んで愛着がある家や、
更地の土地ではあっても
相続や購入に際し
思い出の詰まった土地の売買等では
売主さんは
ただ単に「高く売りたい」
という心理だけではありませんでした。
そこには
「いい人に買ってもらいたい」とか
「有効活用して欲しい」という
売主さんの思いの継承を感じます。
そういう場合は
少なくとも
売主さんの
「高く売りつけたい」
という心理は感じません。
一方
買主さんの場合も
本当にその物件を
購入したいと思う人は
駆け引きを目的とした
値引き交渉はしません。
そして
先日もそのシーンがありましたが
買主さんが
売買契約の場で
「この度は、いい物件を
譲って頂いてありがとうございます。」
と感謝をされます。
こういう
取引きを
お手伝いさせて頂くと
こちらも温かい気持ちになります。手前ミソ
不動産を売買する際は
あまり金額ばかりにこだわると
「アイツには高く買わされた」とか
「アイツには買い叩かれた」とか
余計な怨念が
いつまでも残るものです。