おはようございます。
今日は本州も暖かくなるみたいですね。
この、寒さと暖かさの繰り返しが
桜の開花を促します。
さて、最近
短縮言葉が
ますますよく使われるようになりましたね。
短縮言葉自体は
かなり昔から使われていましたが
ひと昔前の短縮後は
「デブ専」とか「あげマン」とか
「明けオメ・ことヨロ」とか
ものごとを少し茶化した
軽いノリの場面でも使っていたかと思います。
そもそも
この短縮言葉とは、
ケンメリ(ケンとメリーのスカイライン)とか
百均(百円均一)とかロイホ(ロイヤルホスト)とか
ビジネスでの愛称として使われることも多く
親しみやすさや知名度という
マーケティングの意味合いもありました。スタ誕(スター誕生)なんかもそう
今流行りのスマホなんかも
そんな意味合いで使われ始めました。
しかし、最近は
何でもかんでも短縮語ですね。
「就活」「婚活」「イクメン」・・・
日○新聞や国営放送でも
普通に使われています。
しかし、個人的には
この短縮言葉というものは
使って良いものと
そうでないものとに
ちゃんと使い分けられるべきだと思っています。
例えば
先程の「就活」
そもそも就職活動とは
自分の人生を決める
大切なイベントの一つです。
そんな大切かつ神聖な行事を
短縮言葉で表現するというのは
如何なものかと思います。
就職難の厳しい今の時代において
就職活動をしている本人たちは
プレッシャーと戦いながら一生懸命なので
「就活」という言葉を使うことによって
少しはリラックスる出来るかも知れません。
そう考えると
これは本人たちの問題ではなく
その短縮言葉を連呼している
マスメディアの意識の問題だと思います。
まぁ、就職活動も
昔と違って
キャリアパス的に就職する人もいますし
また終身雇用も保証されないので
その会社への就職が、
その人の一生を決めるというものでは
無くなって来ているのも
現実ですけどね。
そう考えると
「婚活」も
結婚は一生を決めるものでは
なくなって来ているんでしょうか(笑)
と言いながらも
個人的には
やっぱり神聖なものは
短縮言葉と言う
軽いノリで表現すべきではないと思います。
私たち不動産の業務においても
「重説」(重要事項説明書)とか
「売契」(売買契約)というような
短縮語を使うことがありますが、
これらも本来は
神聖な書類であったり手続きです。
短縮言葉という
言葉の表現が悪いから
そうなっているというものでもありませんが
しかし、物事と言うのは
よく考えてスタートすべきもの対しては
やっぱり正しい表現が
使われるべきものだと思います。
そしてその気持ちが大切だと思います。
スタートが軽ければ
終わりもアッサリとなるのでは
ないでしょうか。
軽いノリではじまった恋愛は
長続きしないのと一緒です(笑)