おはようございます。
11月最終日ですね。
さて
不動産は
オカネと欲に心が動かされる
摩訶不思議な世界と
よく言われます。
不思議なのは
目に見えないものばかりではありません。
不動産の
取扱いをしていると
リアルな場面でも
不思議な物件に出会うことがあります。
例えば道路。
世の中には
本来は私有地ですが
建物を建てられるようにするために
役所に申請を行なうことによって
特例として
公道と同じような扱いにしてもらったような道路が
たくさんあります。位置指定道路
これは
どちらかというと
「建物を建てたい」という
私有地の所有者側
あるいはその関係者側の
大人の事情によるものです。。
それ以外にも
同様に
本来は私有地(私道)であり
特段、役所に申請をした訳でもないのに
いつのまにか
人や車が自由に往来することになり
はたまたいつの間にか
公道の名称まで付いてしまっている
道路もあります。
もう少し
分かりやすく言うと
私有地なのに
市道の名称がついているような道路です。
不動産の調査では
周辺の道路の種別は
必ず調査を行ないます。
このとき
名称は市道や町道になっていても
その道に地番が付いている場合は
その地番の所有者まで
調べて見る必要があります。
公道の名称が付いていても
そこが私有地の場合は
その土地で工事等を行なう際には
私有地の所有者の承諾が必要になることも
あるからです。