不動産
敷地の前が他人の土地
おはようございます。
朝夕がだいぶ涼しくなって
窓を開けて寝ていると
明け方に
今日も目が覚めて良かった
さて
日本において
不動産の法律が出来てから
まだ六十数年ですが
昭和の後半くらいから
急激に取引きが増えました。
それらの取引の経験を通じて
不動産におけるリスクも
徐々に改善されて来てはいます。
しかし
「不動産に同じものは存在しない」
と言われるように
現時点でも
個別のリスクが存在している
不動産がたくさんあります。
以前
あるお客様から
所有されている不動産の
売却のご相談を頂きました。
売却をお考えの場所も
海が近く、
住宅や別荘等を立てるには
良さそうな場所です。
しかし
権利関係を調べて見ると
敷地から公道に出るには
他人の土地を通過しなければ
ならない状況でした。
不動産は
その敷地が
建築基準法で定められた
公道に接していないと
基本的に建物を建てたり
建て替えをすることは出来ません。
市街化が進んできている日本ですが
この手の土地は
意外にまだたくさんあります。
そして
これらは
それがネックで
建て替えが出来ないところも多々あります。
また
物件によっては
この他人の土地が
”位置指定道路”に規定されおり
そのおかげで
建物を建てたり
建て替えが出来るように
改善されているところもあります。
しかし
中には
何の対策もほどこされず
そのままで取引されている
不動産もあったりします。
不動産を購入される方で
「私は不動産は全くの素人なんで
専門的なことは分かりません。」
と思考停止を宣言される方も
タマにいらっしゃいます。(笑)
しかし
自分が購入する土地の周辺が
誰の土地なのかくらいは
決して専門的なことではございませんので
ぜひ興味を持って
ご確認されて下さいませ。