不動産
売るに売れない不動産シリーズ(その3)
おはようございます。
甲子園の残り試合が少なくなるとともに
夏の終わりを感じます。 沖縄はマダマダ暑いけどね
さて
好評の「売るに売れない不動産」
シリーズの登場です。(笑)
今回は離婚。。
人生の永遠のテーマである”離婚”は
不動産の取引にも
大きく影響するものです。
それまで
一人暮らしだったり
実家で親と一緒に住んでいた二人が
結婚すると
二人で住む家が必要になります。
その後
子供ができ(今どきは順番が逆の場合もあります)
家が手狭になってくると
より大きな家に
転居したいと思うようになります。
これらの過程で
自分たちのマイホームを購入する人も
増えていきます。
このとき、
多くの人は
ダンナさんの名義で購入しますが
中には、夫婦の共有名義と
されるところもあります。
これは、単に
精神的なものだけで無く
例えば、共働きの家庭は
共有名義とすることによって
より多くの融資を受けられるなどの
メリットもあるからです。
理想の伴侶を見つけ
その人と結婚して
マイホームも手に入れてと
まさに人生の絶頂期です。
多くは
その絶頂期が
死ぬまで続きますが
やはり中には
夫婦関係がうまくいかなくなり
残念ながら
分かれることになる人も
出て来ます。
元々はアカの他人ですので
仕方ありません。
その手続きの中では
マイホームをどうするか
という問題が出てきます。
どちらかが住み続けるのか
または売却して
お金をシェア-するのか
という選択肢が出て来ます。
そして
売却することとなった時に
また、ひと悶着があります。
会話もしなくなった冷え切った関係の中で
家の売却するにあたって必要な
細かい話し合いが行われることは
マズありません。
すると
売却する金額
ひとつを決めるのにも
ナカナカ纏まるものではありません。
そこで間に立つのが
不動産屋です。
両者の
売却するのに必要な情報を収集するとともに
両者の意思の疎通の
クッション役になります。
また
この手のケースで苦労するのは
離婚することになった家庭で
居住中の家は
多くの場合
室内はかなり荒れています。
タダでさえ
使用感の出る水回りは
とくにヒドイ状態になるものです。
そうなると
お客さんの内覧があっても
決まらない可能性も高くなります。
ですので
離婚することとなったお家を
売却するときは
いったん空家にして
室内をある程度キレイな状態にしてから
売却することもあります。
それにしても
そんな親の精神状態の影響を受け
子供部屋が
散らかり放題の家を見ると
心が痛みます。