不動産
ミス・インターナショナル
おはようございます。
今日の沖縄は
情緒不安定な天気となっています。
さて、
本日のタイトルを見て
何かを期待された方。
ワンクリック詐欺には気を付けましょう(笑)
ミスと言っても
ミステークのミスで
今日のタイトルは
国際的なミスというような意味合いです。(笑)
最近、海外の方から
お問い合わせを頂くことが
増えて来ました。
数年前から
中国や香港の方々が
沖縄の不動産を
という話はありましたが
当社にも
押し寄せて来たのかも知れません。(笑)
と言っても
やはり外国の方と
お取引きをするのは
私たちが国内のお客さんと行っている取引きと
異なる部分がいくつかあります。
だからと言って
ミステークは許されません。
ちょっとしたチョンボが
国際問題に発展するかもしれませんので。(笑)
何と言っても
まず、一番は
やはり言葉の違いですよね。
英語にしても
中国語にしても
出張では何度か行ったことがありますが
その時は通訳がいましたので
ビジネスで通用する言葉は話せません。
また
不動産は専門用語も多く
国内のお客さんであっても
ただでさえ分かりにくいものなのに、
海外の方は文化や慣習から違います。
ですので、
私たちが当たり前と思っている
基本的なことであっても
一から説明しなければなりません。
例えば
よく、契約書の最後の辺りに
「本契約書の解釈に疑義が生じた場合は
慣習に従い、誠意をもって解決すること・・・・」
というような
日本ではお決まりの条項がありますが
海外の方とは、そもそも”慣習”が異なりますので
この条文もカスタマイズが必要です。(笑)
昨日は
海外のお客様の
セカンドハウス向けの物件の
決済がありました。
セカンドハウスですので
常に沖縄にいらっしゃる訳でもなく
お客さんとの連絡先は
海外のご自宅だったり
海外の携帯電話です。
また外国籍の方のため
沖縄の地元の金融機関に
預金口座を作ることが出来ませんでした。
お客さんが自国にいらっしゃるときは
商談はメールでのやりとりが中心となりましたが
いざ、契約~決済となると
日本に預金口座が無いため
手付金や残代金の授受にも
工夫が必要でした。
また、所有権の移転登記の際に
必要となる書類なんかも
日本のものとは異なって来ます。
細かいところでは
電気や水道やガスの使用にあたっての
名義の登録や
料金の支払い方法についても
スンナリは受け付けてもらえませんでした。
そんな苦労はありましたが
無事お引渡しも終わりました。
今回勉強させて頂いたことは
今後のビジネス展開にも
きっと役に立つものと思っています。