不動産
契約対等の原則
おはようございます。
この週末は久しぶりに”お湿り”があるようです。
さて、
不動産屋の重要な業務の一つに
「契約」があります。
不動産の取引きに限らず
世の中一般的に
「民法上は口頭でも契約は成立する」
なんて、
話がヤヤこしくなりますが、
口頭での約束は
言った・言わない、とか
契約に伴う細かな取り決めがされません。
ですので、
不動産に限らず
重要な商品やサービスの取引きには
想定される様々な条件を組み入れた
契約書を取り交わすのが
一般的です。
そして、
この契約とは、
売る方と買う方、または
サービスを提供する方と受ける方、の両方が
安心して取引きをするためのものであります。
以前、
不動産の売却の相談をいただいたお客さんで
こんな方がいらっしゃいました。
オレ、○○に不動産を持ってんだけど、
買う人がいるんだったら売ってもいいゼ
最初から上から目線のお客さんは
不動産の世界では茶飯事です。
ですが、このお客さん
相手がお金さえチャンと払ってくれれば、
オレは契約書なんかいらないゼ。
えっ?
売る方は、売ってさえしまえばオシマイなんだから。
所詮、不動産屋なんて買う側のためにあるようなもんダロ。
(ムッ)
あと、登記上の名義も、オレの方は変更しなくても別に困らないから、
名義変更したければ、買う側の費用負担でやってくれ
・・・
このお客さん
不動産屋へ支払う仲介手数料や
所有権の移転登記費用を
ケチリたいがための
態度とヘリクツがにじみ出ていました(笑)
こういう人は
買主となるときには
きっと、逆のヘリクツを言うんでしょうね。
でもこういう人の方が長生きしたりする・・・
不動産の取引きに限らず
契約には対等の原則というのがあります。
”売る方が強い”とか
”お金を払う方が強い”というのは
そもそも存在しません。
売る方も買う方も
相手のことも尊重しながら
取引きを行うべきものだと思います。
さて、当社にてお預かりしておりました
首里城近くのお手頃中古マンションですが
昨日、契約・お引渡しとなりました。
今回の売主さん・買主さんには
どちらも、喜んで頂けたものと思っています。手前ミソ
この記事へのコメント
「契約・お引渡」一括決済ですか。
やっぱ、売れるの早いですね。
おめでとうございます!
やっぱ、売れるの早いですね。
おめでとうございます!
Posted by お気楽 at 2013年05月10日 10:12
お気楽さん
有難うございます。
タマタマ良い買主さんに巡り会えましたが
それまではいろいろアレでした(笑)
有難うございます。
タマタマ良い買主さんに巡り会えましたが
それまではいろいろアレでした(笑)
Posted by takahiro at 2013年05月10日 19:15