不動産
マンション選び
写真は南城市の新原ビーチ。グラスボートが人気です。
おはようございます。
昨日の良い天気は
直ぐに心変わりしてしまいましたが
気温の暖かさはしっかり残っている沖縄です。
さて、
私の住んでいるマンションは
築26年になります。
人間でいえば
社会人になって
ようやく周りが見え始めてきた頃ですかね。
泡盛で言うと、
かなり上等な古酒(クースー)です。
しかし、
不動産という観点では
そろそろ大がかりな手直しが必要な頃です。
女性で言うとお肌の曲がり角?
(大がかりな手直しが必要という意味ではありません。ふ~。)
私の住んでいるマンションも
2年後に大規模な補修が
予定されています。
具体的には
外壁や廊下や階段で
ヒビが入っているところの補修や塗り直し、
各戸の玄関扉の交換など
盛りだくさんです。
これらは、
今は何も問題が無いからといって
そのまま放置しておくと
将来、雨漏りがしたり
コンクリートが割れて外壁が落下するなど
日常の生活にも支障をきたすことが予想されます。
ですので、
何か問題が発生する前であっても
事前に計画的な修繕を
実施しなければなりません。
ちなみに、この修繕は
大規模なもの以外にも
細々とした補修を
毎年、コツコツと行うことによって
マンションの品質を維持しています。
この計画的な修繕を行う際に
重要となってくるのが
”修繕積立金”と呼ばれるものです。
当たり前ですが
この修繕積立金の原資が無ければ
修繕を行うことが出来ません。
よく、マンションの購入を検討する際に
修繕積立金や管理費の
月々のランニングコストの安さに
着目するケースがありますが、
これらは一概に安いほうが良い
という訳ではありません。
例えば、修繕積立金は
将来の修繕のための
貯金みたいなものですので
これが安いということは
貯まっていくお金も少ないということです。
一般的に修繕積立金の考え方とは、
50年単位の長期修繕計画に基づき
その総費用から逆算して
毎月の積立金を決めている、
又は、年数の経過とともに
徐々に値上げをしていくのが理想ですね。
ですので、タマに
築20年くらいのマンションで
修繕積立金が月に2000円程度
というところがありますが
こういうマンションは
今後の修繕計画とその原資が
どのようになっているのか
注意をした方が良いですね。
不動産も、
人間と一緒で
残念ながら歳とともに
お金と手間がかかっていくのが
現実なんです。
ちなみに、
不動産の修繕とは
何もマンションに限ったことではなく
家をつくるための材料は基本的に同じですので
一般の住宅であっても
計画的な修繕は必要です。
ですので、一般の家庭であっても
マンションの修繕積立金のように
修繕のための原資を
積み立てをしておくのが
理想かも知れません。
でなければ、
ある時に大きな出費が
ボンッとやってくることにもなります。
今日は修繕積立金のことについて
書きましたが、
機会がありましたら
今度は”管理費”について
書いてみたいと思います。
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