おはようございます。

９月に入り朝晩が

過ごしやすくなってきましたね。


さて、不動産において

賃貸・売買に関係なく、

物件を選ぶのに

他人に相談するお客さんも

たくさんいらっしゃいます。


特に物件を購入する際、

不動産は高額な買い物ですので

誰もが不安な気持ちになるものです。


そんな時、

やはり、いくつになっても

相談するのは親という人も多いです。


また、購入にあたって

親から資金の援助を受ける人は

親の了解も取らなければなりません。


そんな中、

親から物件の購入を反対され

どうしようか迷ってしまう人もいらっしゃいます。


確かに親は

いくつになっても親ですので

自分の子供が不動産という

高額な買い物をしようとすると

”今後の生活は大丈夫か”、とか

”悪い不動産屋にダマされていないか”など

何かと心配になります。


それだからと言って

物件の購入を止めたりすると

それはそれで心配になります。


買っても心配、

買わなくても心配、

要は子供がすることは

何をしても心配ということです。


まだ小さいですが

私も子供を持つ親として

その気持ちもわかるような気がします。


これから不動産を購入するという人は

この辺りの親御さんの

気持ちも予め理解しておくと

間際になって慌てることも無いと思います。


以前、当社で物件をご購入いただいたお客さんで

当初、やはり親御さんから

大反対を受けた方がいらっしゃいました。


そのお客さん、

親御さんの反対を押し切って

不動産を購入されましたが

それから先、

親御さんとそのお客さんが

疎遠になるのではと心配していました。


しかし、実際に物件を購入され

お客さんがその家に引っ越しをすると

その親御さんは何事もなかったのように

よく家に遊びに来て、

今では孫の良い遊び相手

なんて人もいらっしゃいます。


また、数年前、

私が家を建てるために

横浜に土地を購入する際、

当時まだ生きていた父に

そのことを報告した時も

反対まではしませんでしたが

父はやはり心配していました。


その後、父はその家が完成する前に

亡くなりましたので

結局その家を訪れることはなかったですが

それでも、亡くなる前に病院のベッドで

土地の様子を撮影したビデオを見せたときに

父がとても優しい顔になったのを

今でも覚えています。


そんな、親の気持ちを考えると

色々な場面で

親が反対したことにして

相手に断るのはとても悲しいことです。


親とは、

自分の子供のことについては

時には最大の反対者にもなりますが

いざというときは

最強の協力者でもあります。