不動産
不動産の熟りどき
おはようございます。
関東地方は真冬日に逆戻りのようですが
今日の沖縄は夏日になりそうです。
さて、世の中には
タイミングというものがあります。
例えば、年に2回
あるゴルフコンペをやっているのですが
幹事の私としては、皆さんが楽しめるよう
ハンディーを甘くしたり
ルールを追加したりと
いろいろと策を練っているのですが
大体は特定の方だけが手柄を挙げていきます。
先日は私もオコボレに・・・・
まあ、これも、
勝ちに行くとき、控え目にするとき
というタイミングの一つでしょう。(笑)
少し話が反れましたが
不動産の売買にも
タイミングがあると言います。
例えば、
購入したいという人が現れた途端、
”もっと高く売れるのではないか”と欲が出て
せっかくの購入申し込みを断る売主さんもいます。
不動産は縁ともいいますので
一度、ミソがつくと、
次の買手の方はナカナカ現れません。
これに対し、金銭面の都合で
やむを得ず不動産を
手放さなければならない事情の
売主さんの場合。
仮に売却後に手元に
ほとんどお金が残らなかったとしても
このタイミングを逃すと
状況が悪化することが予想される場合は
ご売却をお勧めする場合もあります。
そのようなケースのほかに
売却の際に税金の観点を
アドバイスする場合もあります。
例えば、
不動産を売却する際に
買った時よりも高く売れることによって
利益が発生する場合です。
これは、売主さんが
もともとは競売等で安く購入出来た物件を
それ以上の価格で売却する場合などです。
不動産の売却利益に対しては
所得税と住民税がかかります。
そして、その税率は
その不動産を保有している期間によって
短期(20%)と長期(39%)とに変わります。
この差は意外に大きく
例えば、売却の利益が1千万円出たとしたら
税金に190万円の差が出ます。
ですので、この短期と長期の節目である
不動産の所有期間が5年目前後である方が
不動産を売却しようとされる際は
この税金の仕組みをアドバイスします。
最後は売主さんのご判断ですが
世の中の仕組みは、
知っているのと知らないのとでは
結果に大きく差が出ることも良くあります。
☆写真は昨日物件調査を行った飲食店の居抜き物件。
詳細が決まりましたらブログにてご紹介いたします。☆