おはようございます。

今日は青い空との水平線が

くっきりと見えるいい天気です。


不動産の取引では

売主から買主に物件を

きちんとお引渡しすることが大切です。


当たり前の話ではあるのですが

世の中には

”買主がちゃんとお金は払ったけど

所有権がキチンと移転されなかった”

とか

”所有権はキチンと移転したのに

買主から代金の支払いがされなかった”

なんて詐欺まがいのトラブルも

いまだにあるようです。


この”買主が購入代金を支払うとともに

所有権を売主から買主に移転する日”を

”決済”と呼びますが

不動産屋にとっても

初心にかえる大切な日です。

仲介手数料ももらえる日


また、お客さん側も

この決済日を”大安”に設定したり

子供も含め家族みんなで

参加できるようにと

段取りされる方もいます。


”決済日”とは

それだけ神聖なものだと

考えます。


ですので、私の場合、

決済の日は

いつもより念入りにトイレ掃除をしたり

当日に着る服や下着まで

考えたりします。


この決済を行う場所ですが

たまにＴＶとかで

喫茶店やホテルのロビーで

不動産屋が札束を数えている

シーンとかが流れますが

あれはレアな場合です。

ＴＶ的には悪徳不動産っぽいので喜ばれる


通常、

買手側のお客さんが

購入代金の支払いに

金融機関の融資を使う場合は

その融資が実行される

金融機関の会議室などの

場所を借りて決済を行います。


また、買主が

現金で購入する場合でも

現金を持ち歩くことによる

盗難などの事故を防ぐために

やはり金融機関の場所を借りて

行うケースもあります。


この場合、状況によっては

これまで当社で取引きのない

金融機関に決済の場所をお借りする

お願いをしなければならない

ことがあります。


以前、そのようなケースが

あったときのことです。


長くなりましたので

続きはまた明日。