不動産
物件の評価とアイサツ
おはようございます。
今朝も降ったりやんだりと
なかなか天気の読めない一日となりそうです。
お客さんから
物件のご売却の相談があると
だいたいは早めに現地に行き
時間をかけて、その物件の周辺を
ブラブラと歩き回ります。
ひび割れの有無等の建物の外観状況や
水道・下水道などの設備の状況、
敷地の境界ポイントの有無や
越境の有無。
建築や建てかえの際に重要となる
前面道路との接道状況。
そして、周辺の施設や
まわり近所の様子など
五感・六感を使って調べることが
たくさんあります。
だいたいの場合は
早めに行っただけでは
調べきれず
お客さんとお会いした後に
引き続きブラブラとすることになります。
よく、物件の購入を本気で考えている人は
朝・昼・夜など、違う時間帯に
何度も物件を見に行っては
日当たりの状況の変化や
防犯上の観点から
周辺の道の外灯の状況なども
チェックされます。
まあ、それに比べると
不動産屋が行う初期の物件調査は
ほんのわずかな時間ではありますが
少しでも長くその物件の周辺にいるだけでも
一瞬ではナカナカわかりにくい
物件に関する情報が入手できます。
たとえば、
同じところを何度も
歩き回っていると
近所の人がジロジロと
見ることがあります。
そんなとき
こんにちは
と挨拶をしたとき
・・・
と返事が返ってこない場合、
ご近所との関係がうまくいっていない
場合があります。単に私が不審者に思われているだけ?
逆に、近所の人から
”何かご用ですか?”と
声をかけられる場合もあります。
また、以前、
当社で契約したある物件は
子供たちとすれ違うたびに
こんにちは~
と子供たちのほうから
挨拶され続けました。
こういう物件は
地域のコミュニケーションが
うまくいっている場合が多いです。
ということで
不動産の評価の観点からも
日ごろからの挨拶は
大切ですねというお話でした。