不動産
まずは人の話を聞くことから始めましょう。
おはようございます。
これまで数日続いた真夏の日差しも
今日は少し和らぎそうです。
不動産の仕事をしていると
色々な境遇のお客様にお会いします。
これまでもたくさんのお客様の
ご自宅を訪問して来ましたが
たまに、通常の生活感とは違う
何かを感じるケースがあります。
これらのお客様に
共通していると思われるのは
みなさんカーテンを閉め切って
照明も消しているかたが多いことです。
中には、もともとは
日当たりや風通しの良いお宅もあり
もったいなくも感じます。
しかし、これはお客様の
心境の表れであるケースが多いので
こういう場合は、まずは良くお話を
聞くようにします。
先日もあるお客様より
ご自宅の売却のご相談があり
ご自宅をお邪魔したのですが
やはり同様なものを感じました。
あれこれお話をうかがったのですが
大体、物件に関するお話は1割くらいで、
あとはお客様の生活や
身内に関するお話です。
お話をうかがっていくうちに
だんだん身の上相談に
なっていくような気もします。
また、お客様に対し
情もわいてきます。
しかし、
物件を市場に売りに出す場合は
シビアに判断しなければ
ならないところがありますので
そこが辛いところです。
冷たい言い方をすると
物件を購入する側の
お客さんからすると
売主さんのご事情は
あまり関係ないですからね。
逆に、新しい所有者の人からすると
前の所有者の生活感を
出来る限り消したいというのが
ホンネだと思います。
ということで
不動産屋は自己の感情の
コントロールも大切です
というお話でした。
さて、今日は中古住宅の決済が
二件あります。
各担当ごとに分かれての
対応となりますが
どちらの物件も
ステキな売主さんと買主さんです。
すばらしい新生活のスタートの
お手伝いが出来ればと思っております。