不動産
県外の人が沖縄の物件を購入する際の注意
おはようございます。
またまた今日も夜中に雨が降りましたね~。
おかげで、今朝もひんやりとした
美味しい空気でした。
当社のお客さんは
県外のお客さんが多いのですが
県外のお客さんが
沖縄の物件を購入する際には
注意しなければならないことが
いろいろとあります。
”観光地として見る沖縄と
実際に住んでみる沖縄との違い”
なんていうのは
よく言われますね。
付き合っている頃の奥さんと
結婚してからの奥さんみたいなもの(笑)
これは物件を購入する以前の
とても大切なことですが
今回は、これら基本的なことは
クリア出来ているという前提で
購入の際の資金計画や
契約手続き上の
もう少し細かい話しを。
AB型は細かいことが好きですから・・・
まず、資金計画については
県外のお客さんが沖縄の物件を
購入する際、
県外の銀行は、
基本的に融資をしてくれません。
これは、大きく二つの理由があります。
一つ目の理由は、
担保価値の評価についてです。
一般的に、銀行は、
お客さんに融資をする金額を
決定する際には
お客さんの年収なども評価しますが
それ以外に、
購入する物件を実際に確認した上で
”担保価値”を査定・評価します。
その際、
県外の銀行は
沖縄に支店がありませんので
みずほ銀行のみあります
そのために融資の担当者が
わざわざ県外から沖縄に
物件を見に来なければなりません。
そんなことをしていたら
融資業務の効率も悪いですし
また経費も発生します。
担当者は仕事で沖縄に行けるのでうれしいハズ
また、仮に物件を見に来たとしても
土地勘がないので
物件の評価に必要な相場がわかりません。
そんなことで、担保価値を
適切に評価することが出来ないからです。
二つ目の理由は
債権の回収面です。
銀行はお客さんに融資をする際
その物件に”抵当権”という
債権を設定します。
そして、万が一
お客さんの返済が滞った際には
物件を差し押さえしたりして
債権の回収を確保します。
また、いきなり差押を行うのではなく
返済が滞るようになると
銀行の担当者は
お客さんとコンタクトをとったり
面談をしたりして
お客さんの返済能力の状況を確認します。
その際、やはりこちらも
現地に人員がないと
何かと不便です。
そんなこともあって
県外の銀行は
沖縄の物件を購入するお客さんには
ナカナカ融資をしないものです。
ですので、県外の方が
融資をつかって
沖縄の物件を購入する際には
沖縄の県内の銀行から融資を
受けなければなりません。
明日は、県内の銀行から
融資を受ける際の点について
書こうと思います。
☆写真は先日ある物件調査に行った際に見つけた看板。
地域でこういう基準があると冠婚葬祭の際にも迷いませんね。☆