不動産
区画整理地の物件の売買
おはようございます。
昨晩から降り出した雨も
午後には止みそうです。
そのあとはGWにかけて良い天気が続きそうですね。
現在、あるお客さんに
ご紹介中の物件ですが
こちらは区画整理がなされた地域の物件です。
区画整理というと
多数の有名人が住む
東京の田園調布のように
道路や街並みが
きれいに区画されたイメージがあります。
沖縄でも、完了済のものを含め
約100件近くの区画整理が
実施されており
那覇の新都心などが代表的です。
お話しをすすめている上で
お客さんより
区画整理地内の物件は、境界線がズレている
可能性があるって聞いたんですけどー。
というご質問がありました。
これは、私たちが
権利関係の状況を確認する際に
一般的な方法として
法務局から取得する
”公図”という地形図に書かれた
隣地との境界線と
現地の実際の境界線が
ズレているのではないか”という疑問です。
法務局といったら
日本の法律をつかさどる法務省の
出先機関です。
ですので、普通は
そこで発行される資料が
実際と異なっているなんて
考えがたいのですが
そういうケースはタマにあります。
そして、それは
この”公図”という地図だけではなく
所有者の情報を記載した
”登記簿”という書類でも
同様なケースがあります。
日本においては
この登記簿や公図には
第三者に対する全体的権力はなく 公信力がないと言う
参考資料としての位置づけです。
極端な例でいうと
登記簿に記載されていることを信じて
物件を購入したが
実は登記簿に掲載されていない
別の所有者がいた。
その時、
”登記簿に記載されているじゃないですか”
では、この別の所有者には勝てない
ということです。
こういう極端な例だけではなく
登記簿に記載された面積を信じて
土地を購入したら
実際の面積は違っていた
なんていうケースは良くあるようです。
話しは戻りますが
お客さんからの
境界線の問い合わせに対し
色々調べてみました。
おっと、長くなりましたので
続きはまた明日。