おはようございます。

これからは

県外との気温差が大きくなる

時期ですね。


さて、

最近、分譲マンションで

修繕積立金が値上げされたという話を

チラホラ聞くようになりました。


当社の管理物件でも

何件か値上げが行われました。


修繕積立金の

値上げといっても

管理会社や管理組合の理事長が

一方的に決められる訳ではなく

区分所有者（お部屋の所有者）の賛成が必要です。


修繕積立金の値上げは

毎月の出費が増えることとなりますので

区分所有者からすると

一般的には大反対の内容です。（笑）


実際、

値上げを提案し

見事に否決されたマンションもあります。（苦笑）


最近のマンションブームで

若い世代による

中古マンション購入も増えています。


その若い世代の方は

ご年配の方々に比べ

修繕積立金や大規模修繕に対しての

理解力が高いと言います。


また

最近の新築マンションでは

長期修繕計画に基づき

将来、修繕積立金が値上がりすることを

購入時にちゃんと説明しているところも

増えています。ようやくマトモになって来た。


そんな時代の流れもあり

修繕積立金の値上げに対しても

比較的賛同を得られやすくなった

と聞きます。当然ゴネる人もいっぱいいますけどね


マンションによっては

一気に２倍以上

値上がりしたところもあります。


将来

必ず必要となる

大規模修繕に対し

その原資となるのは

毎月の修繕金の積立てです。


それが潤沢に蓄えられていなければ

建物の修繕も

壊れたものを直していくという

モグラ叩き状態が続き

それも、積立金が

底をついた段階になると

修繕さえも出来なくなります。


ある物件では

エレベーターが壊れたのに

積立金が足りないため

エレベーターの修理が出来ず

皆さん、階段で

行ったり来たりしているところもあります。


若い世代なら

まだ何とか対応出来ても

年配の方々となると

それも出来ないでしょう。

デイサービスなどの施設への送迎も出来なくなる


そんなことへの理解もあり

今後、修繕積立金が

値上げされる中古マンションが

増えるかも知れません。