バイイング・シグナルを見逃すな
おはようございます。
なかなか天気が回復しない沖縄です。
さて、
ひと昔前、
証券マンと不動産屋は
口八丁・手八丁な人が
向いていると言われていました。(笑)
その後、
時代は変わり
証券業界は
営業マンと顔を合わせることなく
ネットで手軽に売買できるようになりました。
そのため
以前のように
証券マンが
「実はこの会社は新商品を開発したので
今が絶対にお買い得です。!」
というような
インサイダーに近いような情報をエサに
お客さんに株を売り付けるようなことは
無くなりました。
一方、
不動産業界も
インターネットが浸透してきましたが
とは言っても、
あくまでも物件の広告や
初期段階でのお客さんとの
アプローチのところまでです。
そこから先の
購入にいたる最終的な判断は
不動産屋の営業マンとお客さんとの
タイマン勝負です。(笑)
このとき
結果にコミット出来る営業マンは
成績も良いと言います。
不動産は
文字通り動かないものではありますが
土地や建物の状態や
周りの環境は
年月の経過とともに変わって行くものです。
特に
収益・投資向けの物件などは
その時の景気や社会情勢によって
状況も変わるものです。
不動産屋は
そのことを分かっているのですが、
将来どうなるか分からないことを
「安心して下さい。大丈夫です。」
と
いわゆる
ヤリ手とか
ガツガツ系のタイプです。
これが、今でも
不動産屋の営業マンの
成績アップの秘訣です。(笑)
特に
住宅販売の会社さんや
マンション販売の業者さんでは
これらを含めた
お客さんへの対応が
社内研修でミッチリ教え込まれていますので
何の苦も無くこなせます。(笑)
しかし
一般の不動産屋となると
これがナカナカ出来ない場合もあります。
不動産を購入いただいたお客さんに
将来、「話が違うじゃないか!」
と言われることを心配すると
コミットし切れません。
イザとなれば
ケツをまくって
開き直ってしまえば
良いかもしれませんが
ピュアな人ほどそれが出来ないものです。
しかし
将来、お客さんから
そのように言われるケースは
ごく稀です。
仮に、万が一
お客さんの意としない方向に行っても
それはそれで自己責任だから
仕方がない、と割り切れる
お客さんも多いものです。
ですので
それらを心配すること自体
稀有なことかも知れません。
それどころか
お客さんは
購入にあたって
不動産屋から
背中を押してくれるのを
待っている場合もあります。
不動産は
高額な買い物ですので
自分一人の判断では
なかなか踏ん切りがつかない
場合もあります。
それを
売り子である
不動産屋から
背中を
押して欲しいものです。
お客さんへのガツガツした営業スタイルを
ためらう人でも
このバイイングシグナルを
見逃さないようにすれば
良心の呵責にさいなまれることは
無いかも知れません。