薄さ0.○mmの紙一重
おはようございます。
もうすぐ11月だと言うのに
まもなく台風29号がご登場します。日本には来なさそう
さて、世の中
色々なビジネスがあります。
例えば、
ネットを使ったトレードなどは
お客さんとコンタクトすることなく
お金が利益を生み出してくれたりします。
こういう部類のものは別として
通常、お客さんを相手とする商売をやっている人は
”稼ぎたい”という気持ちだけでなく
何らかの形で
”お客さんを喜ばしたい”という気持ちも
必ず持っていると思います。
キレイごとのようですが
お客さんから
「ありがとう」と笑顔で言われると
例えそれまで辛いことがあったとしても
又、儲けが少なかったとしても(笑)
”頑張って良かったぁ~”なんて
救われた気持ちになるものです。
不動産業も
基本的にはお客さんという
相手のある商売ですので
ほとんどの不動産屋は
やはりお客さんには
少しでも喜んでもらおうと
思っているものです。ボッタクリ不動産屋は違うけどね
巷では
何かとイメージの悪い不動産業ですが
意外に若い人たちも活躍しています。
そんな若い人たちは
不動産屋のダーティーなイメージとは逆に
純粋な心を持っている人が
多いものです。特に沖縄は
そんな純粋な部分を持っている営業マン達は
日々の商談の中で
お客さんから
物件について要望を頂くことがあります。
例えば、
賃貸物件で言うと
この物件、エアコンが付いていないので
オーナーさんで付けてもらえませんか?
とか
売買物件で言うと
自分たちが使わないものは、
売主さん側で撤去してもらえますか?
とかです。
不動産の商談では
よくある場面です。
不動産屋も
”お客さんには少しでも喜んでもらいたいから”
という気持ちがありますので、
ハナから無理なものは別として
念のため貸主さんや売主さんに
交渉します。
しかし、この時に
お客さんに期待を持たせる言い方をしてしまうと
その要望に応えられなかったときに
お客さんを落胆させることになります。
こうして
”お客さんに少しでも喜んでもらおう”と
思った気持ちが、
何だよ、期待させやがって!
とか
あの不動産屋は言ったことと違う!
なんていう風に
かえって不評を買うことになります。
人は得てして
相手の発言は、
自分に都合の良い方に受け止め
その結果を自然と期待してしまうものです。恋愛と一緒
そして
最初はダメ元で思っていたことであっても
期待した結果を
得られなかった時には
相手に対して
悪い印象を持ってしまいます。フラれた時のショックは大きい
こういう風に
”お客さんとって良かれ”と思っていたことが
かえって不評を買うような経験を
繰り返していると
初めは純粋だった不動産屋も
お客さんに対して
徐々にドライになっていくものです。恋愛に臆病になって行く・・・
世間で不動産屋の評判が
あまり良くないのは
そんな背景もあると思います。