沖縄不動産不動産業
どこもかしこもアスベスト沖縄。

おはようございます。
前線が通過する影響で
週末の沖縄は
季節外れの暴風雨だそうです。
さて
不動産バブルにわく沖縄では
ホテルなどの宿泊施設をはじめとし
新築の建設が目白押しです。
それらの現場では
当然に大量のコンクリートが使われるのですが
そのコンクリートに使用する材料は
県外から輸入(?)されるのではなく
基本的には全て地元の山を削って
供給されています。。
山は基本は個人であったり
コンクリートの会社が所有しているものではありますが
ここ数年の建設ラッシュの影響で
沖縄のその山々が
あっという間に無くなっているのが
今の現実でもあります。
その話は置いておいて
沖縄では新築工事だけでなく
既存の建物のスクラップ&ビルド(建替え)も
あちこちで行なわれています。
そこで問題となるのが
解体時の廃材と
アスベストです。
そのうち
健康に重大な影響を与えるのが
アスベストです。
アスベストは
築40年くらいの建物の
天井や壁や床に使用されていると
思われていますが
建物での使用が禁止されたのは1995年です。
また、
日本でアスベストの取り扱いが
全面禁止になったのは
2006年です。
ですので
理論的には
1995年(築24年)以前の建物には
アスベストが使用されている可能性は
否めません。
ガンを発症させるアスベストは
飛散性があるため
これらを撤去するには
特別な処理が必要です。
また
役所への他続きも必要です。
ですので
いったんアスベストが発見されると
それを撤去・処理するまでには
おおむね1ヶ月は掛かります。
ひと昔前は
アスベストが発見されても
そのままモグリで撤去する業者さんも
あったようです。
今は確実に処理が行なわれています。
というのも
アスベストの撤去・処分は
業者さんにとってドル箱だからです。(笑)
新築をすれば
山が無くなっていき、
建替えをすれば
廃材とアスベストの処分・処理で
環境の負荷が増大。
沖縄の環境の舞台は
美しい海だけではございません。
