沖縄不動産不動産業
沖縄の地価上昇はいつまで続くのか
マスコミも沖縄の地価高騰をあおり運転(笑)
おはようございます。
台風の影響による突然の横殴りの大雨で
びしょ濡れになるリスクの高い沖縄です。傘も役に立たない
さて、昨日、
今年7月1日時点の
基準地価が公表されました。
基準地価とは、表向きは
お役所さまが実際の取引を想定して
算定した土地の価格となっていますが
実際は、お役所さまから委託を受けた
民間の不動産鑑定士が査定した
価格そのまんま
不動産鑑定士による査定も
原価法、収益還元法、取引事例比較法
という3つの方法を駆使して行いますが
激しく変動する昨今の不動産市場においては
もっとも実態に近くなる手法は
取引事例を活用した
”取引事例比較法”です。
しかしながら
不動産鑑定士も
周辺の取引事例をすべて把握出来ている
訳ではありません。
そもそも
個人の所有する土地が
「いくらで売れた」という情報は
不動産鑑定士といえども
知っていたとしたら
情報はじゃじゃ漏れということです。
それらを知っているのは
取引に関わった
不動産業者と司法書士と
そして税務署くらいです。(笑)
つまり
最も有用とされる
”取引事例比較法”による
基準地価の算出は
精度がアレなのです。(苦笑)
実際、
リアルな不動産の取引では
基準地価よりも
はるかに高い土地単価で
取引されたものもありますし、
基準地価よりも安くで取引されたものも
沢山あるのです。
よって
基準地価については
記載されている土地の㎡単価は
参考程度に見られると
良いと思います。