相続沖縄
空家・空地問題解決のキモ
おはようございます。
今年最後の
かりゆしウェアとなりそうです。
さて
北朝鮮のICBM、
横綱の暴力問題と並んで
いま話題なのが
”空家・空地問題”です。(笑)
どこかの
お偉いさんの分析によると
日本全国で
放置プレイされている土地は
現時点で、九州の大きさに匹敵し
23年後には北海道のサイズまで
拡大するそうです。
このペースで行くと
60年後には
日本全土が放置されるかも知れません。(笑)
まぁ
これらは数字のお遊びですが
現実の世界でも
空家や空地の問題は
不動産屋にも相談が入っています。
お家の隣りが
長い間空家になっていると
気楽で良い反面
何だか物騒でもあります。
老朽化した建物の場合は
景観上もよろしくありません。
また
空地の場合は
投げ捨てられたゴミの溜まり場となったり
雑草が伸びてくると
空家と同様に
景観上も良くないです。不良の溜まり場になったりもするし
とくに
沖縄の場合は
雑草を放置しておくと
ハブが出る場合もあるので
定期的な草刈りが必要です。
これらの土地や建物を
将来、使用する予定があるのであれば
駐車場等による一時使用も
考えられますが
使用する見込みが無い場合は
やはり売却するのが
現実的な選択肢かと思います。
しかし
買手を募集し
取引きされるような
地域であれば良いのですが
現在、空家・空地問題となっているのは
普通の募集の仕方では
誰も買い手が付かないような
エリアだと思います。
「じゃあ、やっぱり
いつまで経っても
空地・空家のまま?」
この時に
最有力な買手は
ご近所さんです。
ご近所さんならば
購入によって
敷地が広くなることは
プラス要因です。
昔から
「隣りの土地は、倍出してでも買え」
という諺があるように
不動産の世界では
ご近所さんが
物件を購入することは
現実的に良くあることです。
また
ご近所さんであれば
きっと大切に使ってくれると思うと
売る側からしても安心です。
この
最も有力な買主である
ご近所さんによる売買が
成立するには
大きく二つの要因があります。
一つは
ご近所さんとの関係が
良好であることです。
そう考えると
日頃から
ご近所との関係を悪くしないような
心構えが必要です。
二つ目は
売却の金額です。
先程のように
「倍出しても買え!」は
放っておいても売れるような
エリアでの話です。
空家・空地なるようなエリアの場合は
逆に、半額であっても
お譲りするべきです。例え3分の1でも
ご近所さんとの商談は
基本的に一回のチャンスであり
それを逃すと、もう次は
購入しようとは思わないものです。
空家・空地対策は
「元を取ってやろう」なんて欲を
とにかく出さないことが
解決へのキモです。