沖縄不動産
動く境界線
おはようございます。
これからは
県外と沖縄の気温差が
大きくなる季節ですね。
さて
不動産においては
境界線の扱いが重要になります。
この境界線においては
太古の昔から争いが絶えません。
それも個人レベルの話ではなく
例えば、大戦中に
日本が自国の領土を広げようと
アジアや太平洋に進出したもの
ある意味、境界線を争った戦いです。
また
有効な解決策が見込めない
尖閣諸島の問題も
お隣りの大国との
海図上の境界線を争っているものです。
先日
あるお客さんと
ユンタクした際に聞いた話です。
そのお客さんが住んでいる地域は
昔からある住宅街です。
その中のご近所で
家が建替えられることになり
それに伴い
周りの土地との
境界線の確認を行ったそうです。
境界の確認には
通常、家屋調査士さんにて測量を行い
境界ポイントを復元します。
そして
それに対し、
隣地の所有者が
境界線はそのポイントの位置で良いかどうかの
立会確認を行います。
そのお客さんが
立会確認を行ったところ
既存の塀(へい)のラインに対し
境界のポイントが
ズレていたそうです。数十センチ
ちなみに
そのお客さんが
40年前に家を建てた際には
きちんと測量を行い
隣地との境界線を確認した上で
塀を作った記憶があるそうです。
それが
今回、再度測量をしてみたら
境界線がズレていたということです。
そこで
このお客さんは
家を建替える人に対し
「40年前に測量て確認したんだから
その時の境界線でイイんじゃない?」
と話をしたそうですが
そうは問屋が卸さないとのことです。
ちなみに
境界線が動いていたのは
このお客さんとの土地だけではなく
周りの土地のとの境界線が
全てズレていたそうです。
きっと
40年という歳月の中で
地殻変動か何かで
境界ポイントが勝手に
動いたのかも知れません。(笑)
今回
あらたな境界ポイントで
境界線を決めるとなると
周り近所の方々が
みんな困るようです。
この話
家を建替える人 VS 周り近所の方々
という構図で
今後話し合いが進んでいくようです。