沖縄不動産不動産業
おはようございます。
紅葉狩りには
ぴったりの天気となった沖縄です。沖縄に紅葉は無いけどね
さて
中古の不動産の中には
雨漏りする物件がタマに存在します。
「雨漏り」と言っても
現在もその状況が続く
現在進行形のものもあれば、
過去に雨漏りをしたことがあるが
すでに対処済のものがあります。
全国的に見て
雨漏りで一番多いのは
屋根や窓周りから
雨水が家の中に侵入してくるタイプです。
これらは
屋根の隙間や
屋上の防水シートの切れ目や
サッシ周りのコーキング部分から
雨水が侵入してくるので
一度雨漏りが発生すると
それ以降はずっと雨漏りが続きます。
しかし
その雨漏りの原因となっている箇所さえ見つけ
処置さえすれば
以降雨漏りは
ピタリと止まるものです。
しかしながら
中には
雨水の侵入の原因となっている箇所が
特定できないため
雨が降る度に
雨漏りが続くという建物も
やはりあるものです。
一方
沖縄に多い雨漏りは
吹き込みによる雨漏りです。
台風王国の沖縄は
風の強い日の雨風や
台風時の強い横殴りの雨が
ちょっとした隙間から
家の中に入り込んで来るのです。
例えば
建物の換気口や
サッシのコーキン部周りです。
この吹き込みによる雨漏りも
基本的には原因となっている箇所が
すぐに特定でき
解消します。
しかしながら雨水は
高い方から低い方へ
つたっていく性質がありますので
中にはどこから吹き込んで来たかが
特定できないケースもあります。
中古の不動産の場合
外壁のクラックや
屋上の防水塗装や
サッシ周りのコーキングなど
どうしても劣化が存在するものです。
それらを
事前に補修した上で
取引されるのが望ましいのですが
現実的には、そのままの状態で
売買されるのがほとんどです。
ですので
不動産を売却する方は
これまでの雨漏りの有無や状況を
勇気を持ってきちんと説明することが
後々のトラブルの防止になります。
また
不動産を購入する側は
残念ながら中古の不動産に
劣化は必ず存在するものであることを予め理解し、
早めの補修・対処を実施することが
雨漏り被害の発生を
未然に防ぐためのポイントです。