本文と写真は関係ありまへん
おはようございます。
今朝はスッキリと晴れましたね。
さて、
不動産は
それなりの金額のお金が動くのと
生活に密着したイベントですので
それを購入したり
借りたりするには
お客さんの気持ちが揺らぐことがあります。
この気持ちの揺らぎを
誰かに背中を押してもらうことで
スッと前進できる人もいれば
不安でタマらなくなる人もいます。
ちなみに
不動産業者によっては
お客さんの背中を押すとき
ソッと押すのではなく
崖から突き落とすように
ドンと力強く押すことを実践して
ボロ儲けしている業者さんもあったりします。(笑)
そう考えると
不動産屋は
人の好さだけでは
食って行けない業種なのかもしれません。(笑)
話がそれましたが
そんな不安でタマらないお客さんの中には
一定の割合で
契約が中止になることがあります。
申込みを頂いた後
契約書にサインをする前に
「やっぱりこの物件は止めます」
となるケースです。
もちろん
中には
やんごと無き理由で
泣く泣く契約を中止するお客さんも
いらっしゃいます。
しかし、
本当に物件を気に入ったお客さんの場合で
契約の直前に
ご自身が大ケガをされ
こちらが心配しているにも関わらず
契約は予定通りでお願いします。
というお客さんも
これまでにいらっいました。
民法でいうと
文面の取り交わしが無くても
相手との意思の合意があれば
契約は成立すると言います。いわゆる口約束
しかし
不動産の場合
契約の取り止めについては
仮にそれまでに
申込金等のお金の授受があっても
お客さんに全額お返しするのが基本です。
しかし、
だからと言って
お客さんの中には
別にナンも問題ナイっしょ~。契約する前なんスから~。
って、それが当たり前のような感覚で
契約を中断することを
全く気にしない人もいらっしゃいます。
にもかかわらず
契約前に売主(貸主)側の都合で
契約が取り止めになった場合は
え~、引越し屋とかもう手配しちゃったんスよ~。
キャンセル料が発生しちゃいますけど、どーしてくれるんスか~。
と自分たちがキャンセルされたときは
その賠償を求めてくる人もいます。
買主(借主)側が
契約を取りやめた場合、
不動産屋も契約の準備に
それなりに時間とお金を費やしているものです。
お客さんからの依頼で
契約前にハウスクリーニングを
入れているなど
実費が発生している場合もあります。
実費が発生していなくても
お客さんの要望に答えようと
不動産屋が
色々と便宜を図っているケースもあるでしょう。
それを
契約前なんだから別にナンも問題ナイっしょ。
と当たり前に思うのは
人として如何なものかと思います。
いずれのケースも
法律的な観点だけではなく
それまでの経緯を考慮して
相手方にどれだけの迷惑を掛けたかどうかを
考えるべきだと
個人的には思います。