一瞬で価値が下がる不動産。
起業したら一度は会社を置いてみたいギロッポンヒルズ
おはようございます。
ナマ暖かい朝を迎えた沖縄です。今日も夏日
さて
先日、同業者さんと
情報交換していたときの話です。
あるオーナーさんが
収益不動産を所有していました。
その不動産は
”海が見える”ということで
相場よりもかなり高い金額で
賃貸されていたそうです。
そして
退去があっても
暫くすると新しい入居者が見つかるという
優等生の不動産だったそうです。
そんな状態が
数年続いていましたが
あるとき
その不動産の隣りの敷地に
建物が建つことになりました。
オーナーさんも
自分の収益不動産の隣りに
空地があることは
以前から知っていましたが
「まさかここに建物が建つことはないだろう」
全く放置プレイだったそうです。
そして
そのオーナーさんが
隣に建つ建物のプランを聞いたところ
アジさんもびっくり。
オーナーさんの所有する
収益不動産にピッタリ寄せて
新しい建物が建つ予定です。
このプラン通りだとすると
これまでのウリだった海は
全く見えなくなりますし、
日当たりさえも悪くなります。
オーナーさんは
あわてて計画の変更を
お願いしましたが
全く聞いてもらえる状況ではありません。
数ヶ月後
隣の建物が完成しました。
その頃
オーナーさんの収益不動産からは
入居者がゾロゾロと退去しました。
それまで
優等生だった不動産は
一気に、手の付けられない
ヤンキー(不良)不動産に
変身してしまいました。
不動産の世界には
「隣りの土地は倍出してでも買え」
ということわざ(?)があります。
収益不動産に限らず
平穏な生活を維持するという目的で
居住用不動産であっても
考えは同じです。
人間はそれぞれ
価値観が違いますので
隣りの土地の所有者が
隣地のことを配慮して
建物を建てるなんてことは
マズありません。
自分たちのことが
第一優先です。
世の中には
このように
爆弾を抱える不動産は
たくさん有ります。
かといって
爆弾が埋まった土地を
手に入れることは
そう簡単ではありません。
ですので
まずは
この爆弾は
不発弾なのか
信管が残っているものなのか
放置プレイで良いものなのか、等
その辺りを調べて見ることか始めましょう。