感情的になる人・穏やかになる人
おはようございます。
明け方
ややハゲしい雨が降った
沖縄です。
さて
人間は
感情の動物と言います。
しかし
共同社会で生きていくために
その感情を
理性がコントロールするよう
進化して来ました。
そのおかげで
感情のおもむくままに行動をせず
立場や状況に応じた行動をします。
しかし
この理性は
ストレスによって
その制御が乱れることがあります。
そうすると
ちょっとしたことで
感情的になったり
キレたりします。
以前
県外から沖縄旅行に来ている方から
ある物件を内覧したいとの連絡がありました。
「不動産屋にナメられないように」という
その方なりの
作戦だったかも知れませんが
あまりにも態度が横柄だったため
その電話の場で
内覧をお断りさせて頂きました。
なぜならば
その物件の内覧にあたっては
オーナーさんに立会ってもらう必要があったため
オーナーさんにまで
不快な思いをさせないためです。
内覧が出来ないことを
やんわりとお伝えさせて頂いた途端
相手方さんにスイッチが入りました。
「不動産屋のクセに客を選ぶのか」
「出るとこ出てやる」
「今からオタクに乗り込んでやる」
「オレはヒツコイぞ」
と散々騒ぎまくられました。電話でだけどね
内覧をお断りして良かったと
あらためて思いました。(笑)
現代社会は
ビジネス環境や日常生活に
ストレスが蔓延しています。
それだけストレスにさらされる
環境がありますからね。
不動産業に限らず
ビジネスでは
お客さんにキレられたり
スゴまれたりすることはありますが
それを全身で受け止めるのは
何の徳にもなりません。
また、人間は
ストレスだけでなく
加齢とともに
理性のコントロールが退化していきます。
そうすると
歳を取るにつれて
何かにつけて
感情が「こんにちは」するようになり
今度は自分が発信源になってしまいます。(笑)
そうならないためには
キレそうになっても6秒待ったり
これまで2度まで容認していた相手のミスを
3度目まで許すなど
自分の中のハードルも上げることも必要です。
人間は
何ごとにも感情的になって行く人と
穏やかになっていく人とに
分かれます。
どうせだったら
後者で過ごしていきたいものです。