短期は損気

takahiro

2018年04月17日 08:39



おはようございます。

今日は終日雨に見舞われそうな沖縄です。


さて

昔から

短気は損気と言います。


家庭においても、

ちょっとしたことで

つい奥様に一言文句を言ってしまったところ

百倍になって帰って来た上に

険悪な雰囲気が続く

と言う話は

よくあることです。(笑) 反省しても後の祭り・・・


この

「短気は損気」は

ビジネスでも同じです。


いつも大らかな人には

他人からの相談や運気も集まりますが

感情の起伏のハゲしい人は

周りから敬遠されるものです。


しかし

脅しやハッタリが

横行する不動産業界では

意に沿わないことが少しでもあると

短気な態度を露骨に表現し

相手に威圧を与え

交渉を有利に進めようとする

オジサンたちが

まだたくさんいらっしゃいます。(笑)


ちなみに

その手のオジサンたちは

なぜか関西弁を

よく使われます。(笑)


そんな

常識の通用しづらい不動産業界でも(苦笑)

「短期は損するから注意しろ」

言われる場面があります。


それば

不動産を コロがす 売却するときです。


不動産を売却する際

儲けが発生した場合

税金が掛かります。


その税率は

不動産の保有期間によって

変わります。


5年未満を

短期(譲渡所得)と言い

税率はおおむね39%で

5年以上は長期(譲渡所得)で

税率は20%です。


保有期間が5年を越えるかどうかの

わずかな差で

税金が倍・半分異なります。


そんなことから

不動産の業界でも

「短期は損気」と言い、

不動産を コロがす 売却するときは

5年以上保有するのが基本です。


しかし、

どうしても

短期間で売却する場合には

税金分を考慮し

価格をツリ上げます。(笑)


ちなみに

不動産の保有期間ですが

売却した日で計算するのではなく

売却した年の1月1日を基準とし

計算しますので

注意が必要です。

実質は5年以上保有していても、5年未満の「短期な人」とみなされるケースがあります


また

相続の場合は

相続を受けた時からではなく

亡くなった方がその不動産を購入したときが

基準となりますので

親から相続した不動産を

スグに売却したとしても

ほとんどの場合は

長期(譲渡所得)となるでしょう。


このように

不動産を短期間で

コロがす 売却する方々が

価格を ピンハネ 高くするのは

そんな大人の事情があるのです。(笑)



関連記事