ホームインスペクションも全てを知る必要は無し。

takahiro

2017年11月11日 09:06



おはようございます。

沖縄には紅葉がないので

もみじ狩りの旅に

出てみたくもなります。


さて、

昨日は

当社が加入する

全日本不動産協会の

法定研修がありました。


昨日の内容は

ホームインスペクションについてです。


ホームインスペクションとは

簡単に言うと

建築士の資格を持つ検査員による

建物の状況を調べる検査です。


ホームインスペクションは

来年の4月から

不動産取引の際の

説明事項として加わりますが、

今後、家を売買する際の

スタンダードになって来ます。


「私は家なんか買わないから」とか

「ウチは家を売却する予定は無いから」と

自分には

インスペクションなんか関係ない

とお考えの方も多いと思います。


しかし

人生には5年、10年単位で

ライフスタイルの変化があるものです。


いまは全くその兆候が無くても

・結婚したので

・子どもが増えて家が狭くなったので

・離婚したので

・親が亡くなり実家を売却することになった

などをキッカケに

家を買ったり売ったりする場面に

遭遇する可能性があるものです。


そんなときに

「そう言えば、そんな話もあったな」

と思い出すだけでも儲けものです。(笑)


ホームインスペクションには

大きく2つのパターンがあります。


1つは

家を売却する際に

建物の状況を調べるために

検査を実施するパターンです。


これにより

買い手側は

その家の状況を

客観的に知ることが出来ますので

より安心して購入することが出来ます。


しかしながら

このインスペクションは

目視による検査が中心ですので

家の状況を完璧に調べ上げられる訳ではありません。


極端な例としては

インスペクションの判定は

「適合」だったのに

家を購入して数ヶ月後に

雨漏りが発生する場合もあります。


そこで

2つめのパターンとして

インスペクションでの適合判定に加え

”かし保険”に加入するものです。


すると

先ほどのように

万が一の雨漏り等が発生しても

保険が適用されます。


しかしながら

この”かし保険”も

全ての物件で加入出来る訳ではありません。

必須書類の有無等のハードルがあります。


また加入出来る場合でも

加入時期の調整や、

保証期間、保証金額の

選択肢があります。


ホームインスペクションにしても

かし保険についても

細かいことは専門家である

不動産屋に問合せ下さい。


任せる部分は専門家に任せ

自分は一段高い位置から

ジャッジを下す立場になった方が

より的確な判断が出来るものと

思われます。


まずは

何かと相談できる

不動産屋を持っておくと

イザとなったときにも

便利なものです。



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