不動産の値上げって

takahiro

2012年05月14日 08:32


         写真は先日街中で見かけたバブル車。バイクのようですが車(オープンカー)だそうです。

おはようございます。

今日はムシムシとした朝です。

ようやく西の方から前線が戻って来ましたが

梅雨と言うにはちょっと力不足のように感じます。


さて、

しばらく続いている

不況と呼ばれている時期ですが

まぁ、今の政党による政権では

回復は見込めそうもありませんね。


そんな時期に追い打ちをかけた

円高や震災ですが

そんな情勢であっても

しっかり業績を回復している

会社もたくさんあります。


これらの会社は

政府の経済対策なんかは

アテにしないで

自己努力で回復しています。


そんなデフレの時期ですが

こんな時期でも

私たちの身の回りで

値上がりするものは

たくさんあります。


ガソリンや食品の原材料などは

景気とは関係なく

原産国の治安・社会情勢や天候によって

急に値上がりします。


また、お隣りの大国のように

急に輸出規制がかかったりすると

レアアース等の原料も値上がりします。


食料品・工業原料の大半を

輸入に頼っている日本においては

今後、自給自足の体制を確保することが

イザと言う時も安心して過ごせる

ポイントだと思います。


不動産の場合はどうでしょう。


当社にも、


沖縄で今後値上がりしそうな土地を探しているんだけど。

という問合せをよく頂きます。


しかし、不動産の場合、

以前のバブルの時期や

今後区画整理がされる土地や

モノレールが通る土地とかでない限り

残念ながら基本的には

値上がりはしません。あったら自分でも買ってる


よく新聞等で

不動産の路線価や地価の記事が公表され、

「地価の下げ幅が縮小した」とか

「○○地区は横ばい」

という記事も目にしますが、

私からすると

あれは数字の好きな役所のオジサンたちが

シナリオを書いているようにしか思いません。


そもそも

路線価や地価などは

不動産の取引きの基準にすることを

目的にしているものではなく

税金の計算や統計をとるために

便宜上算定されるものです。


また、その算定にあたっては

不動産鑑定士や市役所の職員の人が

一応はある一定の基準に基づいて

計算していますが

所詮、人が介在する作業ですので

場所によってかなりバラつきもあります。


ということで

基本的に値上がりは

望めない不動産ですが

先ほどの区画整理やモノレールのケース以外にも

違う意味で

ふと値上がりすることもあります。


この話、長くなりそうですので

続きはまた明日。


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