不動産の購入と融資

takahiro

2011年02月16日 08:25



おはようございます。

今日の沖縄は、また20℃を超えてきそうです。


さて、不動産の購入には

多くの場合はローンを利用します。


最近は景気の影響で

融資にあたっての金融機関の考え方も

メリハリがしっかりしています。


例えば法人でいうと

当社のように設立してまだ間もなく

経営面でもまだこれからという会社は

融資の条件さえも満たないため

まったく見向きもしてくれません。(笑)


しかし、ある程度営業年数が経過し、

経営も安定している会社には

金利の優遇を含めて

金融機関からかなりの営業攻勢が

あると聞きます。単なるヒガミ


こうして、お金がある人は

その資金をもとに投資物件などを購入し

ますます収入が増えていき、

お金がない人は日々の生活のために

ひたすら働き続ける。


こうやってますます二極化の

幅が広がっていくんでしょうね。


ところで、

不動産の購入に融資を利用する場合、

普通は”融資特約”という条文を入れます。


これは、

”もし金融機関の融資が下りなかった場合は

売買契約は白紙撤回となって、

それまで買主が支払った手付金等は

売主に全額返金される”

という内容のものです。


もちろん、

それまで契約~引渡しに向けて

時間を割いてきた

不動産屋の仲介手数料も

全額返金します。単なるタダ働き


この条文は、買主さんをリスクから

守るためには良く出来た条文です。


一方、売主さんは、

買手が見つかり、売買契約を締結すると、

普通はもうお客さんを探そうとは思いません。


目の前に現れた買手の方が

購入してくれるものだと信じます。


しかし、契約後、何らかの理由で

金融機関の融資が下りず

その結果、契約が白紙撤回になったとしたら

そのショックは大きいものだと思います。

タダ働きとなった不動産屋のショックも大きい


先程、書いたように

売主さんは、契約締結後は

もう次の購入希望者を探してはいませんでしたから

この間、もしかしたら、

機会損失をしていたかも知れません。


よく、不動産屋が

契約予定の物件や

契約済みの物件を

引き続き広告掲載していることがありますが、

これは、先程のように

契約は締結したけど

銀行の融資が下りるまでは

白紙撤回の可能性があるため、

万が一のための、二番手以降の

購入希望者を募集している

というものです。


これら、融資特約による

白紙撤回を防ぐためには

契約前の事前審査、

並びに契約時の融資条件等

事前の準備をしっかりしておくことが

大切ですね。


さて、同業者さんからご紹介頂いた物件に、

購入申込みを頂きました。

金額面で開きがありますが、

何とかまとめたいですね~。

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