沖縄不動産不動産業
不動産の節税神話の崩壊。
おはようございます。
やや強い北風のおかげで
気温が少し下がっている沖縄です。
さて
不動産業者が
お客さんをアオる際に
「不動産の節税効果」を
うたい文句にすることがあります。(笑)
これは、例えば、
「現金で相続を行うよりは
不動産で相続した方が評価額が下がるので
そのぶん節税になりますよ」
と言ったケースです。
さらに不動産には
土地にアパートが建っていれば
その土地の評価額がさらに減額されるなど
税制上の特典もあります。
そんなこともあり
不動産業者が
不動産の購入をアオったり、
アパート建築業者が
アパートの建築をアオるのです。
しかし、今年8月、
「世の中の非常識は
不動産業界の常識」と呼ばれる
不動産業界の常識をくつがえす
判例がありました。(笑)
それは
不動産の節税効果を
期待して行なった相続行為に対し、
「不当な相続による申告漏れ」として
追徴課税処分を行なった国税庁を
東京地裁が支持する判決を行なったものです。
この話は
不動産業者でなくても
興味深い内容かと思いますが
長くなりますので
続きはまた明日に書きます。
それでは。