沖縄不動産不動産業
全日本不動産協会の法定研修会(紛争事例・信託)
おはようございます。
今日もすっきり晴れた
沖縄の朝です。
さて、昨日は
当社が加入している
全日本不動産協会の
法定研修会がありました。
不動産の取引は
関連する法律が刻々と改正されます。
また
法律は改正されていないのに
同じような取引を行なっても
白・黒が異なる判断の判例が出たりします。
これらは
実務をこなしているだけでは分からないため
いつの間にかトラブルに巻き込まれて
しまうこともあります。
ですので
常に最新の法令や情報で
知識のメンテナンスをしておくことが必要であり
不動産協会が主催する
法定研修会への参加もその一環です。
昨日の研修内容は
大きく2つのテーマでした。
第一部は
・高齢化社会の到来で今後増加する高齢者との不動産取引
・警戒が必要な地盤の土地の取引
・沖縄でも多いがけ地条例に関連した紛争
・土壌汚染やかれき等の地中障害物への対策
・建物の用途変更についての賃貸契約トラブル
について、紛争事例を交え
事前の対策と取引時の対応について学びました。
事例の中には
仲介手数料が数十万円の賃貸契約の
媒介を行なった不動産業者が
4千万円の損害賠償等の支払いを
命ぜられたものもありました・・・。
身の引き締まる思いです。
また、第二部は
最近よく聞くようになった
信託を活用した
高齢者の財産管理等について
基本から学びました。
不動産業者は
不動産に関してだけではなく
幅広い知識が求められます。
そして
それを根拠とした
的確なコンサルティングと手続きが
お客様のライフステージの
アップにつながる
やり甲斐のある仕事です。