自宅売却沖縄不動産不動産業
不動産を売却するとき、リフォームをしてから売るべきか。
おはようございます。
予想以上に
台風が接近しそうな沖縄です・・・。
さて
不動産の売却を検討されるお客様から
「リフォームした方が良いでしょうか?」
という質問を頂くことがあります。
本日は
それに対しての
当社の考え方をお伝えさせて頂きます。
結論から先に言うと
下記の通りです。
①お金と時間に余裕があり、それなりにリスクがあることを
容認できる人の場合は、売却する前にリフォームを行うと良い
②それ以外の人は、リフォームはしないで、
現況のままで売却をした方が良い
まず、
リフォームを実施してから売却する一番の理由は
その方が早く・高く売れるからです。
現実、
お客様から物件を買い取りし
リフォームを行った後に
再販売する不動産業者が多いのは
それなりに儲かるからです。(笑)
リフォームを行った不動産は
やはり見た目がキレイです。
中古の不動産の場合
キッチン・洗面・浴室・トイレ等の水回り、
そして、クロスや床は
どうしても使用感が出やすいところです。
とくに、水回りは
不動産を購入する際に
最終・最大の権限を持つと言われる奥様が
一番に重要視する箇所でもあります。
よって
これらの箇所が
リフォーム済みである物件と
そうでない物件とでは
奥様の購入判断に大きく影響します。
しかし
その一方で
リフォームを行ってから
売却することにもリスクがあります。
まず
売却よりも先にリフォームを行うと
リフォーム工事に
それなりの期間を要します。(1~3ヶ月程度)
また、
その工事代金は
売主が先行して支払うこととなります。
そして
買い手が見つかり
売買代金が入金された時点で
ようやくそれに相当する分の
費用の回収が出来ることとなります。
つまり
リフォームをしてから売却を行う人は
キャッシュフローのタイムラグに対応出来る
「それなりのキャッシュを持っている余裕のある人」
ということになります。
しかしながら
リフォームを行ってから売却したとしても
売主の思惑通り、
高く売れるかどうかは
保証の限りではありません。
もしかしたら
リフォームを行っても
儲けはほとんど出ない可能性もあります。
とくに
昨今の不安定な国際情勢のように
どこかの国で紛争が勃発すると
一気に景気が悪くなり
過熱中の不動産価格が下落し
その影響でリフォーム代金の上乗せ分も
回収できなくなり
マイナスとなる可能性もあります。
これらの
メリットとデメリットの両方を理解した上で
売主さんの事情に合わせて
選択するのが良いと思います。
ちなみに
当社の場合
リフォームをしないで
現況で売却される売主さんの方が
圧倒的に多いです。
世の中のリフォーム業者さんも
不動産業者よろしく
くれぐれもお気をつけください。(笑)