沖縄不動産人生観不動産業
原因は自分に有り
おはようございます。
一度は仕舞いかけた
かりゆしウェアを再び着用し
すっかり半袖モードに戻してしまった沖縄です。
さて
先日、ある飲食店の
お話しを聞きました。
そのお店は
居酒屋ですが
ビールを提供する際に
値段を幾つかに分けて
設定しているそうです。
「すいません、ビールお願いします。」が300円、
「ビールお願いします。」が400円、
「ビール」とか「お替わり」が500円。
お客さんが
オーダーする際の言い方の違いで
値段を変えているそうです。
お客さんの立場からすると
同じ量のビールであれば
値段が安い方が良いので
当然「すいません、ビールお願いします。」
と注文するでしょう。
今、飲食店業界は
人手不足です。
経営者は
従業員やアルバイトを
集めるのにも苦労しています。
その一方で
昨今の行き過ぎた
消費者重視の風潮から
お店側に過剰なサービスや対応を求めるお客さんが
増えています。
需要と供給の
認識のアンマッチです。
そこで
先程の居酒屋では
より丁寧にオーダーをしてくれる
お客さんを優遇し、
上から目線で注文してくるお客さんには
ある意味、制裁を加えるという
差別化を図っているものです。
お店のこの対応は
一歩間違えると
「この店はエラそうだから
次からもう行くの止めよう。」
とお客離れを引き起こしてしまうかも
知れません。
ですが
ただでさえ人材不足のさなか
従業員やアルバイトに
気持ち良く働いてもらうためにも
行き過ぎたお客様重視の風潮を
一蹴するのがブレイクスルーなのです。
この行き過ぎたお客様重視の風潮は
飲食店だけではありません。
不動産業界でも
家賃を滞納しているのに
権利だけは主張する入居者の話は
よく聞きます。(苦笑)
コンビニ等では
店員さんを土下座させ
それをYouTubeにアップして
楽しんでいるヤカラもいます。
ヘンな時代になっています。
居酒屋やコンビニで
横柄な態度をとるお客さんは
もし、自分の子供や家族が
居酒屋やコンビニでアルバイトをして
同じ目に合ったとしたら
心が痛まないでしょうか。
もしかしたら
横柄な態度のお客さんは
昼間の仕事で自分自身が
お客さんや社内から
厳しい仕打ちを受けているため
お店での態度は
その腹いせかも知れません。
しかし
因果応報と言う言葉がありますが
自分が行なった言動は
いつかは自分に返ってきたり、
又は、家族や次の世代になって
戻ってくることもあります。
これら
負のスパイラルは
どこかで断ち切らなければなりません。
その手法の一つとして
先程の居酒屋のような
アイディアもありかと思います。