ふぐの季節♪

おはようございます。

昨晩、沖縄に戻ってきましたが

夜の暖かさは

さすが南国沖縄です。どおりで夜の繁華街が繁盛する訳だ（笑）


さて

不動産の業務では

タマに不可解な物件に

出くわすことがあります。


例えば

地目が「宅地」の土地であれば

家が建てられるものと思うのが

普通の感覚ですが、

これが「市街化調整区域」という

開発を抑制する地域内にある土地ですと

「自由に家が建てられない」

という制約が付きます。


客観的に考えると

「自分の土地なのに

どうして自由に使えないの？」

という財産権の侵害のようにも思えます。


その一方で

本来は建物が建てられない土地でも

地元の大手企業が建物を建てようとすると

地元の議員さんが動いて

あっという間に、建物を建てる許可が

下りたりします。（笑）


よく、

「不動産は高額な買い物なので大きなお金が動く」

と言いますが

動くのは売買の金額だけでは

ございません。袖の下のオカネ


また

車や人が公然と通行する公道なのに

所有者は「個人」という道も

タマにあります。


少し細かいですが

それも、建築を許可するために

いわゆる「位置指定道路」や

「但書き道路」ではなく

道路法上の公道なのに

土地の名義は「個人」というものです。


役所の人に

「どうして私有地なのに公道ですか？」

と訪ねると

「本当は役所を買収したいが

所有者がゴネて手放すのをためらい私有地のまま」

という理由がほとんどです。


私有地の公道については

普段の生活には

支障はありませんが

建物の建替えに伴う道路の使用や

上下水道の引込などの占有については

個人の所有者の許可が必要です。


それがスンナリいく場合もありますが

そもそもゴネるくらいの人ですので

面倒な話となる場合もあります。


世の中には

このような不動産が

タマにありますので

自分の土地または

これから土地を購入しようとする人は

よく調べてみましょう。