不動産は年齢との戦いの時代へ

takahiro

2019年12月10日 08:51



おはようございます。

風は強いですが

車の中はポカポカ陽気になりそうな

今日の沖縄です。車の中での居眠り注意(笑)


さて

今日のタイトルの

年齢との戦いですが

不動産業者の高齢化は

昔からあるお話ですので

今日は割愛します。(笑)


最近遭遇する機会が

増えてきたと感じるのは

売主・買主の高齢化です。


その中でも

歳を取ってから

不動産を購入する人は少ないので

どちらかというと

売主のケースが多いです。


当社の傾向で言うと

だいたい75歳あたりの売主さんから

その前兆を感じ始めます。いわゆる後期高齢者


具体的には

一度打合せしたことを

すっかり忘れてしまうケースが

やはり増えてきます。


これは予め想定されることですので

そうならないように

打合せの際は

必ず書面で説明を行なうようにします。


また

高齢者の方との

1対1の打合せでは心配ですので

身内の方など

どなたかに同席をお願いするようにします。


こうして

「言った言わない」とならないよう

対策を講じるようにしています。


しかしながら

問題は起きるものです。


以前の打合せで決めた内容を

自分がすっかり忘れてしまったことを

認めることが出来る人は

まだ良いのですが、中には

憤慨される人もいらっしゃいます。


書面を渡して

説明したことを話しても

「そんな説明は聞いていない!」と。


同席してもらった身内の方に

確認するよう促しても

「アレ(同席した身内の人)は関係ない!」と。


自分の思ったこと以外

他人の言うことは

受け入れられなくなっているのです。


不動産は

高額なお金が動きますので

信頼関係で進む

重要な仕事でもあります。


打合せしたことが

簡単にくつがえるようですと

お互いに信頼をもって

お話しが進めるのが難しくなります。


高齢化が進む日本、

その中で長寿県の沖縄では

今後も高齢者の方々との

お取引が増えていくことが予想されます。


日本は

認知等で判断能力が衰えてしまった場合に

成年後見人という制度がありますが

まだそこまで認知が進行していない状況でも

先程のような事例は

結構増えてきています。


そんなときに

サポート出来るのは

やはり身内の方です。


何かと忙しい現代社会ではありますが

身内の方々のサポートを

是非とも宜しくお願いします。




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