値上がりしない不動産

takahiro

2019年07月18日 08:55



おはようございます。

台風5号の影響で

沖縄本島は暫く不安定な天気となります。


さて

不動産バブルに湧く沖縄ですが

不動産業界の中には

「今回はバブルではないので崩壊はしない」

と分析している方々もいらっしゃいます。


確かに

流入人口は増えていますし

箱モノの工事は、公共も民間も

5年先まで目黒押し目白押しと言われています。


しかしながら

外国の投資家の方々が

複数のマンションを

投資目的でいくつも買い占めしたり、

県外の業者が価格をピンハネして販売し

利益をむさぼっているなど

不安定な要素も現実にあります。


そんな影響もあり

今の沖縄の不動産は

数年前の価格より

間違えなく値上がりしています。


築10年くらいまでの

中古マンションは

「新築時の値段よりも高く売れた」

という例も少なくありません。


しかしながら

かと言って

沖縄にある全ての不動産が値上がりしている

という訳ではありません。


少しでも条件が劣ると

金額を下げても

全く反響の無い不動産もザラです。


今の沖縄の不動産は

二極化の幅が

どんどん大きくなっている状態です。


そんなウナギ昇りの沖縄では

大幅な値上げをしない販売戦略が

横行しています。


例えば

これまで主力だった

RC(鉄筋コンクリート)のお家を止め

RCよりも価格の安い木造のお家を

同じ金額で販売するのです。


食品に例えると

これまで国産のお肉を食べていたのを

比較的価格の安い

外国産のお肉に切り替えるようなものです。(笑)


また

新築マンションで言うと

これまでは

75㎡を標準サイズとして

分譲販売していたお部屋を、

65㎡に小さくして分譲する等です。


これも食品に例えると

1枚のカマボコを

より細切れにするようなものです。(笑)


同じ商品を

コストを切り詰めて販売するようなことは

まず致しません。


そんなことをしなくても

売れちゃうからです。(笑)


そんな姿を見ていると

やっぱりバブルを感じてしまいます。











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