売るに売れない不動産(その4)

takahiro

2017年11月15日 08:52


                  本文と写真は関係ありません
おはようございます。

つい最近まで

紅葉便りを楽しんでいたかと思ったら

初雪だよりの季節になったんですね。どおりで夜中にオシッコに行きたくなる訳だ(笑)


さて

好評の

「売るに売れない不動産」シリーズです。


ちなみに

以前、ある同業者さんから

「オタクもまだまだだなぁ~。

売れない不動産を売り付ける売るのが不動産屋の仕事だよ」

とアドバイスを頂きました。(笑)


ビジネスは

常に走り続けることが必要です。


世の中には

飛ぶ鳥を落とす勢いの企業も

たくさんありますが

そんな企業も

一旦事業や人員を拡大させると

次はそれを保っていかなければなりません。


景気が良いときに

人員を増やすのは喜ばれますが

業績が下がったからと言って

簡単にクビを切るのは

難しいものです。


仮にクビを切ることが出来ても

その人の身内や友人を含め

企業としてはネガティブスピーカーを

増やすことになります。


話がそれましたが

企業が走り続けるには

それだけの売上とキャッシュフローが

必要となります。


そうすると

最近話題になった

旅行代理店のような

不幸なことも起きてしまいます。


不動産の場合でも

マンション業者や建築業者さんは

一つの現場が終わっても

すぐに次の現場を見つけなければなりません。


見つからなければ

野山を切り開いてでも

家を建て続けなければなりません。


そこで登場するのが

ミニ開発。


例えば

もともと畑だった

ちょっと広めの土地を

いくつかに分譲して

建売住宅もしくは建築条件付の住宅を

販売するスタイルです。


この時に

分譲地の数を増やすために

敷地内に共有道路を作ることも多いのですが

この共有道路が

ノーマークとなることがあります。


この共有道路は

分譲地を購入した人たちの

共有名義とすることもあれば

開発した業者の名義のままとすることもあります。


分譲したてのホヤホヤの頃は

問題も発生しないのですが

これが年月の経過とともに

勃発してくることがあります。


例えば

共有道路への路上駐車。


共有という意識がアダとなり

好き勝手に路上駐車する人も

あらわれるものです。


そもそも

路上駐車を制限する

明文化されたルールも無かったり

また、ルールはあっても

それを注意する

仕組みが無かったりします。


一方

開発・分譲した業者はと言うと

事業を撤退していたり

会社自体が無くなってしまっていることもあります。(苦笑)


それから十数年後

分譲された家のリフォームや

建替えが始まる時期となりました。


すると・・・


おっと

この話

長くなりそうですので

続きはまた明日。



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